課題
既設機の検査精度が不十分だったため不良品の流出が発生。包材のかみこみ検査ができない仕様だったため、かみこみ検査が可能な機種を探していました。
解決策
従来の検査項目の検査精度が向上。AIオプションを導入し、「かみこみ検査」「フランクフルトの折れ(ちぎれ)検査」を行うことでクレーム品を抑制し、クオリティ向上へ。
背景:既設機での検査精度に不満があり、不良品の流出が問題に。
フランクフルトは異物の混入や形状の異常などの項目を設定し、検査を行っていましたが、検査精度が不十分だったために不良品が流出してしまい社内で問題になりました。より精度の良い検査機に変えることで、生産性や品質の向上を図りたいと考えていました。
導入理由:導入にあたって、シール部のかみこみ検査が可能な機種へ。
流出してしまった不良品の中には包材のかみこみ不良品が含まれていました。しかし、既設機ではかみこみ検査ができない機種だったため、包材にフランクフルトが噛み込んでしまったものなどの密閉が不完全になっている商品の発見が難しい状況があり、困っていました。
導入後の効果:クレーム品の流出が抑えられて製品のクオリティが向上。
システムスクエアのかみこみX線検査機(AIオプション有)を導入して、検査精度が向上しました。加えて、「かみこみ検査」と「フランクフルトの折れ検査」や「串の検査」も可能になり、検査できる項目が増え非常に役に立っています。不良品(クレーム品)の流出抑制に貢献しています。
※検査機は、検査品や使用環境、ご要望などに合わせて、オプション機能や特殊対応を含んでいる場合があります。
※掲載内容は、予告なしに変更または掲載の中止を行う可能性があります。
投稿日2022/03/30
更新日2022/11/02
参考機種:
かみこみX線検査機
SXS2-2154HC1D / SXS2-3474HC1D
X線と光学系で撮影した2つの画像を合成することで、従来機ではできなかった「かみこみ」「異物」「相対質量」「形状」全ての項目を高感度に検査可能。軟包材・印刷のある包材・アルミ包材の異物検出、シール直後の検査に限定されないなど、従来のかみこみ検査方式にはないメリットを実現しています。