課題
ウインナー折れや千切れ品に対する市場からのクレームが多くあり、以前より社内の問題解決への注目度が高くなっていました。
解決策
AI検査オプションを搭載したX線検査機を導入することで、効率的な形状不良品の検出と選別を実現。
背景:袋入りウインナーの折れ・欠け品のクレームが増加傾向に。
以前からウインナーの折れなどに対するクレームはある程度ありました。近年のお客様の食品の品質への関心の高まりに伴って、数年前よりクレームが増えている傾向にあるので、社内からも効果的な対応策が何かできないか注目が集まっていました。
導入理由:ウインナーは見た目と食感が命。形状に不良があると、商品イメージがダウン。
ウインナーは商品にもよりますが、今回のような袋入りの商品では特に食べるときの皮の弾ける感じが好まれています。ウインナーが折れていたり、欠けていたりするとブランドイメージの低下に繋がってしまうので、効率的に不良品を選別できるAI検査に魅力を感じて導入を決めました。
導入後の効果:不良品の安定した検出で、商品の品質・歩留まり向上へ。
AI検査オプション搭載のX線検査機の導入で、以前よりも安定して形状不良品を検出できるようになりました。真ん中から折れているものや、先端の千切れ程度の小さなものまで、検出可能なのでとても便利です。商品の品質・歩留まりの向上へ良い効果をもたらしてくれそうです。
- ▲上記、X線検査画像はイメージです。袋入り商品であることをわかりやすくするために、包装部分のみ若干の補正を加えています。
- ▲イラストはイメージです。
- ▲折れたウインナーが他と重なっている場合も検出することが可能。
- ▲僅かな千切れなどは人の目でも判別が難しいものもあります。
- ▲ウインナーひび割れ品の検査例。
- ▲ウインナー異物検査例。
- ▲AIが最適な判別モデルを構築。
※検査機は、検査品や使用環境、ご要望などに合わせて、オプション機能や特殊対応を含んでいる場合があります。
※掲載内容は、予告なしに変更または掲載の中止を行う可能性があります。
投稿日2022/07/26
更新日2024/06/13
参考機種:
X線検査機 中型 SX2-2554W
装置の完全密閉、防水・防塵(完全防水)、クーラーレスを完備。装置全体IP66準拠。金属・石・ガラス・骨それらに加えて樹脂・硬質なゴムなどが検出可能です。異物検査の他、金属系包材(缶詰・アルミ包材等)の中身検査や形状検査・個数検査・マスク検査・かみこみ検査・相対質量検査等が検査可能です。
