このたび、当社製品「高速かみこみX線検査機 反射式ユニット搭載」が、一般社団法人 日本包装機械工業会が主催する「JAPAN PACK AWARDS 2025 優秀賞」を受賞いたしました。
製品の特長
包装後製品に特化したX線×カメラのハイブリッド検査機です。
最大500個/分の高速条件下でも、包装品のシール部に内容物が挟まるかみこみ不良や、異物混入、形状、欠品、表面異常を同時に自動検査。従来は人手に頼っていた検査工程の省人化と品質の安定化、総合的な製品品質の担保を実現します。
不良品流出の防止、食品ロスや再包装の削減といった社会・環境課題の解決に寄与し、包装業界の品質向上と検査工程の高度化を支えます。
JAPANPACK AWARDSにおいては、2015年度と2022年度に続き3度目の「優秀賞」受賞となります。
本装置は、従来見落とされがちだったシール部のかみこみ不良や表面異物、製品形状の異常などを高精度に検出することで、品質のばらつきを抑え、信頼性の高い安心・安全な製品供給を可能にします。
新たに増え続ける包装形態に柔軟に対応し、製品切り替え時にかかる工数を削減。
目視検査員の確保が難しい今、全数自動検査によって省人化を実現します。
包装材料の多様化や安全・衛生意識の高まりを背景に、包装業界で近年強く求められている、検査精度と対応力の向上が今回の受賞につながったものと考えております。
今後も、検査技術の研鑽に努め、お客様に「安心・安全」をお届けできる検査機の開発に尽力いたします。
JAPAN PACK AWARDS(ジャパンパックアワード)とは
包装機械、包装関連機器、包装資材、その他包装関連製品の新規性・独創性、安全・衛生性、省エネなどの優れた成果を表彰するプラットフォームです。
出展者が全力で取り組む技術研究・開発の成果を広く発信し、新製品・新技術の創出促進を目的とししています。
包装関連技術の活用により、各分野における生産性・品質向上、持続可能な社会の実現に向けた課題解決、人手不足解消への取り組みを来場者に紹介し、新技術の利用促進を図ります。
2009年にスタートし、今回で第9回を迎えます。