課題
パウンドケーキの包装工程で脱酸素剤(鉄系)の投入漏れが発生し、目視検査では全数確認できず品質クレームにつながっていた。
解決策
金属検出機を応用し、脱酸素剤(鉄系)の欠品を全数検査することが可能に。クレームをほぼゼロに改善。
背景:脱酸素剤の欠品による品質低下。目視検査では防ぎきれずクレームに。
個包装のパウンドケーキを生産しています。横ピロー包装機で袋詰めする際に、機械が自動で脱酸素剤(鉄系)を投入していますが、ごく稀に脱酸素剤が入らないことがありました。特に脱酸素剤ロールの交換や、包装機の停止・再開時に脱酸素剤の投入漏れが発生しやすい状況でした。
脱酸素剤はパウンドケーキのしっとり感や、バターやドライフルーツなどの風味を保つために重要です。箱詰め作業の直前に目視で確認していましたが、全数検査ではなかったため見落としが発生。その結果、2か月に一度ほど「湿気って固くなっていた」「色が茶色く変色していた」といったクレームにつながっていました。
導入理由:「金属検査機で脱酸素剤の有り無しを検査できる」という提案が導入の決め手に。
包装前にはシステムスクエアの金属検査機を設置していました。メンテナンス担当者に困りごとを相談した際、丁寧に話を聞いて貰え「金属検査機で脱酸素剤の有り無しを検査できますよ!」という解決策を提案してくれました。これまで、金検は異物を検出するだけだと思い込んでおり、脱酸素剤の投入漏れ対策に活用できるとは考えていませんでした。
提案後のサンプルテストや見積りも迅速で、「早く対応してくれる」「根本的に困りごとを解決してくれる」点が安心感に繋がり、脱酸素剤(鉄系)欠品検査のための金検の導入が決まりました。
導入後の効果:クレームはゼロに。全数検査で安心感が大幅に向上!
導入後、脱酸素剤が入っていないことによるクレームは一度も発生していません。包装後にすべての製品を検査できるようになったことで、現場でも「安心して箱詰めができる」と好評です。
また、相談からサンプルテストを行った上での導入までを、とてもスピーディに行っていただけました。「湿気によって商品の“しっとり感”や素材の風味が失われる不安がなくなった」ことで、安心して消費者においしいパウンドケーキをお届けできます。
- ▲金属欠品モードでは、金属反応がない場合をNGとすることで、鉄系脱酸素剤の欠品検査を行えます。
- ▲包装の前後にそれぞれ金属検出機を置くことで、異物と脱酸素剤の欠品を自動で全数検査することが可能です。
- ▲鉄系脱酸素剤は大きい鉄が封入されているため、金属検出機で検出が可能です。非鉄系脱酸素剤も検出できる場合がありますのでご相談ください。
- ▲脱酸酸素剤のあるなしを目視する必要がないため、全面印刷が可能です。
- ▲検査基準が一定に保たれ、品質が安定。
※検査機は、検査品や使用環境、ご要望などに合わせて、オプション機能や特殊対応を含んでいる場合があります。
※掲載内容は、予告なしに変更または掲載の中止を行う可能性があります。
投稿日2026/01/17
更新日2026/01/19
参考機種:
金属検出機 小型 SD3P-30 Type
菓子小袋や、小物の検査に適した検査機で、通過幅30cm未満までのサイズに対応。鉄やステンレスなどさまざまな種類の金属が検出できます。金属検出機はX線検査機が苦手とする、サビ片などの金属、金属成分を含む印刷インクなどの微小金属にも高感度で反応し検出することが可能です。








