課題

包装したぶなしめじにサビ片が付着していないかを検査したいが、全てを人の目で検査するのは作業者の負担が大きいため困っていました。

解決策

補助金を活用し、金属検出機を導入しました。サビ片の付着を検査機で自動検査できるようになり、作業者の負担が軽減されました。

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背景:サビ片の混入が発生しやすい生育環境。異物検査が必要不可欠。

ぶなしめじに混入する異物の多くはサビの欠片です。湿度の高い生育室内では、ぶなしめじの菌床を並べる金属製の棚は錆びやすく、サビ片がはがれ落ちてぶなしめじに付着することがあります。そのため、出荷前にサビ片の付着がないかの検査が必須になります。

導入理由:補助金を活用し、納品先からの検査要望に対応。

長野県のJAは人手不足により、農家から納品される農作物の検査が難しくなってきています。そのため、生産農家は検査を行ってからの納品を求められています。しかし、個人経営の農家で収穫物のすべてを人で検査するのは負担が大きく、そこでJAの補助金を活用し金属検出機の導入を決めました。

導入後の効果:生産農家の負担を減らし、より安全な商品を出荷可能に。

人の目による検査は、見逃しやその日の体調などが影響し、検査が不安定でした。金属検出機は設定した基準にしたがい、サビ片の付着した商品を自動で発見します。生産農家の検査の負担を減らし、かつ消費者にとってより安全で安心できる商品を出荷できるようになりました。

 

 

 

 

※検査機は、検査品や使用環境、ご要望などに合わせて、オプション機能や特殊対応を含んでいる場合があります。
※掲載内容は、予告なしに変更または掲載の中止を行う可能性があります。

投稿日2022/03/30

更新日2022/10/06

参考機種:
金属検出機 小型 SD3P-30 Type

菓子小袋や、小物の検査に適した検査機で、通過幅30cm未満までのサイズに対応。鉄やステンレスなどさまざまな種類の金属が検出できます。金属検出機はX線検査機が苦手とする、サビ片などの金属、金属成分を含む印刷インクなどの微小金属にも高感度で反応し検出することが可能です。

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